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2019.3.20 (Wed)
20th Special Girls Talk PUSHIM×LiLy 公開 new!

2019.3.20 (Wed)

20th Special Girls Talk PUSHIM×LiLy

『immature』PUSHIM
「成熟」と「未熟」のスキマで……。By LiLy

1曲目への繋がるアルバム最初のイントロダクションを流した途端、PUSHIMのオーラに身体が包み込まれる体感があった。  大げさな比喩ではない。いつも文字を使って仕事をしているからこそ、言葉では決して辿り着けない領域を表現する「才」を持つのが「音楽」だと熟知している。 出だしの音が放つPUSHIMのオーラに、文字通り身体が包まれるのだ……。聴いてもらえれば、この言葉の意味は伝わる。彼女のファンには、必ず伝わる。

PUSHIM、20周年。ピタリと10枚目のオリジナルアルバム。

独特の土臭さが香り立つように色っぽくて、オトナっぽく洗練されていて。 声も入っていない最初のイントロを聴いただけで、PUSHIMだ! 女王が帰ってきた! って。あぁ私は、この感覚を待っていたんだ! って。ニューアルバムの幕開けに、ゾクゾクと静かに興奮しました」
 再会したそばから、感想を伝えたい熱を抑えることに苦労した。  「あ、カメラが回ってから言いますね。二度目に言い直すよりも、最初に伝える興奮が対談映像にも入った方が良いですもんね」と、仕事慣れしたオトナな意見を述べる私に、PUSHIMさんは照れたような表情で優しく微笑む。
 彼女の15周年を記念したロングインタビューから、5年。再会のハグをギュッとしてから、カメラセットを待つ間、私たちはそれぞれ赤いリップを塗り直す。 

LiLy(以下L)「20周年、10枚目のアルバムをリリースする歌い手としてのキャリア。一児の母でもある大人の女性。でも、あえてここでタイトルに未熟という意味の“インマチュア”を持ってくる。ただ、スペルの読み方では“アイム・マチュア”で、成熟とも読める。天才、と思いました」

PUSHIM(以下P)「自分は大人なのか、でも大人になりきれてはいないのか。自分の中にある子供の部分はイノセントなのか、なんなのか。——って、タイトルをずっと考えていてここに行き着きました。このタイトルは、裏腹なこのいま44歳の気持ちを表せる言葉なんじゃないかなって」

L「成熟と未熟がグラデーションを描く中を、みんな生きていると思うから。だからとても普遍的なテーマだし、大人と呼ばれる年齢を生きる人には特に深く突き刺さるタイトルだと思います。私自身、30代はずっと“オトナ”をキーワードにエッセイを書いていて。でも内側を深く掘り下げれば下げるほど、自分の中にいる“子供”へとクロスしていくのを感じていたから」

P「BOY-KEN氏もかつて言っていた、大人と子供の中間で“コドナ”。ありますよね」

L「はい。あとは、子供と大人って、ここで分かれます! という境界線がないから。変わっていくところと変わっていかないところは常にグラデーションを描いていて、自分でもつかみきれないですよね。自分自身もその時に置かれた状況によって絶えず変化するし」

P「そうですよね。今、子供が8歳で、もう小学校に入っているから。産後すぐの時期からは、また私自身が変化していて。子供を産んだら創るものが変わるというのは間違いなくて。あの頃はもう母性が溢れていて。と、いっても私の場合は、“いわゆる幸せ”な妊娠出産ではなかったんですけどね。今振り返れば、それも試練というギフトだったと思うけれど。子供を産むことでいろんなことを許せたり。子供を守っていく、という覚悟もあって」

L「はい。そして、そんな自分の人生と表現をクロスさせながらアーティスト人生を生きていくわけじゃないですか」

P「そうですね。あの頃もあの頃でいい歌がかけたけれど、今また子供が大きくなってきて、また一人の人間というか女に戻りつつある時期がきていて。人によって、それが良いのか悪いのかはわからないけれど、確実に言えるのは、母性モードからは今また離れているということ。それはこのアルバムにも強く出ていると思います。(自分の中の軸が)一人の人間として、女として、どうカッコよく生きていくか、に戻ったんですね」

L「戻りますよね。すごくわかります。もう、これは自分ではコントロールができない領域の話で。女って、不思議ですよね。たったの1ヶ月単位でも、月のサイクルで生理がきてメンタルが乱れたりするのに、出産をすると今度は、数年単位で自分自身を覆い隠すようなホルモンに呑まれるようにお母さんモードへと突入。で、子供がある程度大きくなってくると、あれ? って。元々の自分がI’m BACKって出てきて……え? って(笑)」

P「うんうん(笑) そしてこれは私だけでもなくリリィさんだけでもなく、それが自然現象なんやと思うんですよね」

L「はい、本当にそう思います。強弱の個人差はもちろんあるとは思いますが、これは女体の神秘ですよね。赤ちゃん育児って、やっぱり24時間体制だし目を離したら死んでしまうことすらあるし、とても特殊。今までの自分丸ごとが何かに呑み込まれるように“お母さんモード一色”になっちゃうくらいで、丁度良いんです。そして、そこまでの過集中を子供に対してずっと保ってしまっていたら、今度は大きくなってきた子供にも大迷惑(笑)。だからなのか、母も少しずつ素の自分に戻ってゆく。神様は女をとても上手にお造りになるなぁって」

P「あぁ、そうですねぇ」

L「今回のアルバムは、PUSHIMさんがそんな女の変化を含めた“今”をどう表現するのかってところもとても楽しみにしていたんです。というのも、PUSHIMさんが20周年ということはリスナーとしても、自分の人生の場面場面でPUSHIMを聴き続けながら生きてきているわけで。号泣しながら休憩なし150回ヘビロテとかしながら20代を生き抜いてきた女なので、私も(笑)。  長い年月をかけてPUSHIMを虚像化していると同時に、耳の中のベストフレンドなんです。  だから—————

—————「Let’s Go.」

 アルバムスタート第一声、PUSHIMさんのこのたったの一言でウワァッてテンションが上がりまくっちゃった。背景にあるPUSHIMさんの生き様へのリスペクトと、リスナーとして共に過ごした年月による、言葉の重みで!! 」

P「さ、行こか、っていうね(笑)」

L「もう、それがカッコ良すぎるんです! 幕開けのレッツゴーでリスナーの心を掴みまくるって、物凄いこと。PUSHIMというアーティストが持つ説得力が成せる技でしかない。だって、リスペクトできない人に、さ、行こか! って言われても、いやいや、てか何処に? ってなるだけですから(笑)」

 

P「ッ!(笑) うん、わかる。それはわかる(笑)」

L「年齢と経験を重ねることはプラスにしかなっていないと、日々痛感するんです。言葉の説得力が増してゆくから。あ、もちろんカッコ良い生き方をすることが絶対条件にはなりますけど。   そういう意味でもPUSHIMさんのレッツゴーはもうね、私の中では、ジャンヌダルクの“フォローミー”という名台詞を彷彿とされた。20周年の重みがね、もう出だしの一言からヤバかった…」

P「レゲエもヒップホップも一日にして成らずってところですね」

L「わぁ、もう、本当にそうですね。10代、20代の頃の、あのホルモン飛び散らかってて、喜怒哀楽キレッキレの感じも、それはそれで超かっこいい! でも、もうごちゃごちゃ言わなくても、その存在感でクールをかませるのが40代というか。大人の醍醐味ですよね。ソコに辿り着けて初めて本物というか」

P「私にも、かっこいいこと言いたい! という時期もあったし、それを達成できたという曲も実際にあって。でもそこを通過して、音楽を娯楽としてシンプルに考えた時に、一つの言葉をずっと繰り返したとしてもそこにもまた音楽はあると感じて。今回はそういう意味でもカジュアルに、強いメッセージを込めるということをあえてあまりしていないです。グルーヴと言葉遊びという定義で作る歌とかもあって。音楽というものに純粋にフォーカスしているというか」

L「うわぁ。私なんかが言うのもあれですけど、そのコンセプトが大成功していますよね。だって、気持ちよくて。聴いていると、とにかく、すごく気持ちよくて!! 育児と仕事で、最近もちょっと過呼吸になりそうになるくらい忙しかったんですけど、そんな中でアルバムを流した時に、アロマを部屋に炊いた時みたいなリラックス効果があって。音楽に身体を委ねる心地よさに、心が溶けていくというか」

————「夢の始まり 予測できない 刺激的過ぎ シラフになれない
        胸の高鳴り 隠しきれない 頭の中の 君が離れない」

L「1曲目に、愛ではない恋のラブソングがきたことに個人的には酔いしれました。小難しいことは何も言っていないのに、シラフではいられない感じがとても伝わってくる曲で」

P「この“DiDistance”は、RUDEBWOY FACEが書いていて、歌詞を」

L「歌詞も、曲も、素晴らしかったです。とてもシンプルで、それなのに心理が鮮明に浮かぶの」

P「今回、実はこれも初めての試みで。人に歌詞を自分から頼むの。ずっと私はRUDEBWOYのファンで。彼が10代の頃からもう20年近く知り合いで。彼はもともと若い頃から才能があったけど、脂が乗っていて今、最高にいいんですよ。それを去年も一緒にライブをしていて目の当たりにして。リスナーが聴く立場でアルバムを俯瞰した時に、マンネリも嫌だと思った時に、あ、RUDEBOWYに歌詞書いてもらおうって」

L「愛ではない恋のラブソングだったから酔いしれた、とさっき言ったのには実は理由があって。大人の女を一気に子供へと引き戻してしまうのは「恋」しかない、と個人的に思っていて。だって、シラフでいれないってそういうこと。シラフなら大人でいれます。だからこそ、この曲で始まることがタイトルのインマチュアにドンビシャでハマッていると私は強烈に感じて……。で、そこからの————」

————「ナナメにキメるSTYLE 他に無いのでない?
腕組みPoseハイ ナナメにキメるSTYLE 」

L「これ(腕を組んでナナメに構える)でしょ? このポーズに今まで名前なかったですもん! ウワァ、そうきたかぁってアガりました! (笑)」

P「そう! (ポーズをしながら)これこれ! (笑)」

L「これまた持論になってしまうんですけど、青春から青さが抜けてからが、人生の旬だと思っていて。人間的にも男的にも女的にも、3、40代が最も旬だと思っているから。だからね、十代でこのナナメポーズをキメてるのも、青春だしイキってて可愛いし最高なの。でもね、40代までいって、それでもまだ斜めに構えているって“そのナナメ感”が本物の証なんだよなぁ!! って改めて(笑)」

P「そうそう、あはははは!! 」

L「そこにはもう芯が入っているから、もうそれは変えられないスタイルなんだよね。生き方。生き様。それをこうやって歌うんだぁって、衝撃で」

P「ナナメにキメるスタ〜イルッ♪って、メロディとバッチリあったんだよね! (笑)」

L「もうね、ラッパ我リヤさんの“ヤバスギルスキル”って私大好きでずっと言っちゃうんだけど、もうこれはPUSHIMの“斜めに決めるスタイル”だよ!!!」

P「えー!! もう、若い人もこれ、やってくれないかな? TikTokで!(笑)」

L「あはは! いいですね! ナナメにキメるスタイル流行ってほしい!!」

P「ようは、天邪鬼というか。斜めから見ちゃうねんな。みんなワーッて走っていっても、え、私はいかない、みたいな。マイノリティなんやな(笑)」

L「めっちゃわかりますよ。“流れと逆行してシャケなのかな、私? 無駄に疲れてもう死にそう”って昔も今もよくなります(笑)。でもそうやって、仲間ができてくるよね。結局、気の合う少数派の人たちばかりといるようになっちゃいますよね」

P「本当に私がずっとそれで。仕事で、歌謡曲の中で活躍するスターの方々と交流する機会もあるのに、ずっと家にいてる(笑)ずっと一緒にやっている人たちとは、ずーっと一緒に居てるし。こんなに長くやれたのは周りにいる人たちのおかげやって全員に感謝しているけれど、やっぱり軸にあるのは、10代の頃からの音楽仲間。私がここまで(メジャーシーンで)自由にやらせてもらえたのも、レゲエシーンでの人たちの理解があったからだなって。気持ちが、どんどんそこにまた戻っていっていて」

————「Raggae Hip Hop and Jazz」

L「アルバムの中でも最もクラッた“Neighbors”の、この部分。何回も何回も聴いている中で、歌詞カードを見るまでずーっと“レゲエ引っ張ってんで! ”に聴こえていたんです。空耳なんだけど、私にはそうとしか聴こえなくて。部屋で一人なのに声に出して“かっこいいーー!!”  って言っちゃってたくらい(笑)。  前回、15周年の時の対談でPUSHIMさんの幼稚園時代まで遡って人生を書かせてもらったから、そこからまたさらに5年経って。だからなのか私には歌詞を見た後も聴こえるの」

P「わぁ。ありがとうございます……。20周年と10枚が今年、重なり合って。この曲は特に、ずっと一緒にやってきてくれている仲間たちをビッグアップしたいなって気持ちで。先輩もいるし(同年代の)仲間もいるし、今新たにでてきてる次世代もいるし。周りがいなかったら自分は今ここにいないから……」

L「“I wanna thank you everybody”“というところで、そのお気持ちが、泣きそうになるくらい伝わってきます……」

P「リリィさんと5年前に話したところから、私にもいろんなドラマがあって。ずっと一緒に仕事をしていた人と離れて、今回のアルバムを作ることになったんですね。赤裸々には話せないけれど、音楽をやめると思ったことは一度もない中で、もう音楽やめなあかんのかもって初めて思った瞬間が実はこの5年の間にあったんです。  今だから言えることですが、ツアー直前の出来事やったんですね。楽しみにして来てくれるお客さんをがっかりさせることだけはできひんし。でも、ステージに上がる直前までそのやりとりには追われていて。目からは涙が出てくる。でも“はいプシン出番! ”って呼ばれて気持ちを切り替えて涙を拭いて、笑顔でステージにあがる。  それはもう、生まれて初めての経験で。鍛えられました。そして、結果的に周りの優しさにめちゃくちゃ救われました。だからこの曲は、迷惑をかけたのに迷惑をかけた人たちが救ってくれたというのがあったので、絶対に書かなきゃって気持ちでした」

L「当時のことは私も覚えています。直々にお電話をくださって。本当に心から誠実な方だなぁって、改めてPUSHIMさんのことが大好きになりました。そして、そんな背景も経て———ーー」

————「We’re still shining」

L「そんなふうに、生きていると予期せぬドラマにぶち当たるのは、きっと誰もが同じで。だからこそ、この“STILL”に心が震えるんです。そして、大人と呼ばれる年齢の女にも、これまた女心に刺さる“STILL”“なのです。””“まだまだ終わってないのよ! ”の切実さ(笑)」

P「今でも輝いてるで! って(笑)」

L「そうそうそう(笑)」

P「でも本当に今、自分も歳を重ねて、若い頃の体力であったりも含めて、私は自分の昔の歌を聞き返さない方なんやけど、そしてだからインマチュアってタイトルがつくんやけど。昔の曲を聴くと、わ、イキってる、わ、だめやん、アチャァ、、、って気持ちになっちゃうのね。こっぱずかしくて聴いていられない部分があって。  でもそれが今またこの歳になると、あ、この時のこの感じは今はもう出せへんのかもしれんなぁって。認めることもできるようになってきて。今、自分はそんな狭間にいてて……」

L「私、未熟さってピュアだと思うな。もちろん大人だよ? 色々と経験して学んでもきた。でも……、というところ。変わらないところ、変われないところ。だってPUSHIMさんのそういうところもとても魅力的だから」

———「We’re still shining.     I give you my love. ここで凌いで 美学を持って      I wanna thank you everybody.」

L「シンプルに、美学を持って生きようって。でもそんな生き方は消耗も激しいからこそ、この曲の中で凌いで元気になって、それからまたまっすぐ生きようねって。優しく肯定された気持ちになって、本当に心強さを感じました。  こういう少数派だからこそ刺さる部分は、ブラックミュージック由来のものでもあるわけで。だからこそ “兄弟! ”という一言にもグッときて。レゲエもヒップホップにも、黒人同士、マイノリティ同士だからこその結束がとても強いカルチャーが根元にあるじゃないですか? そういう思想が日本にも、もう少しはあってもいいのかなって最近すごく思っていたところだったので。  だからこそ女同士の絆、シスターフッドを感じる“Girls Anthem”も、大好きです!!」

     

P「嬉しいなぁ。リリィさん好きそうな曲やって少し思ってました」

L「もう、ハートど真ん中です!(笑)」

———「強気に根拠無し 怪我してもお構い無し 情熱注ぎ足し ヒリヒリしっぱなし—   Girls Anthem Girls Anthem Girls Anthem 目指すはアンデス Girls Anthem —   本物だけに愛を 惜しみなくこの愛を ちっぽけな女じゃないのよ babe」

P「リリィさんに質問! ある日渋谷を歩いていて、もし自分の彼氏が他の女の子と歩いているところを目撃したら言いますか?」

L「わぁーッ。嫌だなぁ、それ。でも、すぐには言わないでしょうね。めっちゃ泳がせながら、密かにその確信に迫り、ベストタイミングで必ず言う(笑)」

P「“on 7 th street”が、要はそういう歌やねん。7丁目で見たんやけどって。で、曲の中でも、やっぱりすぐには言わないんですね」

L「やっぱり泳がしてる(笑) こういう設定は、どう思いつくんですか? 実体験?」

P「これはフィクションで、こういう設定可愛いなってすぐ出ました。彼にまだ言えてなくて、モヤモヤした状況を歌っていて。2番でのネタバレをすると、一緒にいた女の子私の友達やん!って(笑)」

L「それは、非常に厳しい(笑)」

P「そうやねん(笑)情景が浮かんだらこの歌に勝てるって気持ちで、リリックを書きながら楽しかった1曲ですね。この中では、言おうかな、もう別れようかなってモヤモヤしたまま終わってるんだけど、まぁでも、いつか言いますよね。やっぱり嘘つかれるのが一番嫌やからね。フィクション設定とはいっても、もちろん似たような経験はあるんですよね」

L「うん。言いますよ。嘘が本当に嫌いで、傷ついてもいいから真実が知りたいです。そして、その彼への言い方に性格がとても良く出ると思っていて……」

P「“COME BACK”という曲中は、自分の中のモヤモヤしたものを喧嘩にして相手にふっかけてるんですよね。でもだんだん目的が変わってきて。相手をどれだけの言葉のナイフで傷つけられるか、みたいなことになっちゃって」

L「痛いほど、わかります。男女の刺し合いは、世界一傷つきますよね。  これ、でもちょっと笑っちゃうんだけど。というか、真剣なことってどうしても少しコメディになりがちだという真理があると思っているんですけど。  男の人って、僕があなたを守るって姿勢でいつもいてくれて、それはとっても素敵だし嬉しすぎることなんだけど。ただ、その時に私が少し笑って言ってしまうのは、うん、ありがとう、でもね、外から悪者が登場することって実はすっごく少なくて、ここ(私とあなた)で刺し合うことになるから、あなた自身から私を守ってねって(笑) そもそも愛している人以外の言葉ではそんなに傷つかないからって意味も含めて」

P「あはは(笑)そうですね。あとはこれね、女子同士で彼との喧嘩話をしていてダメなのが、これが勇気に変わってしまうところで」

L「わ、その“ダメな勇気”ものすごくわかります!!」

P「男との戦争好きなんやぁ、みたいなことをポロッと女友達が口に出すと、これは肯定するのもどうかと思うけれど、あるやん? 生理前のイライラとかもあるから」

L「そんな女同士の会話から謎の勇気をもらって、どんどん恋人に喧嘩をふっかけたらダメってことよね? その勇気は本当にダメ(笑)」

P「これね、ここでシンパシーを感じてしまうと負の拡大になるから良くないことやねんけど。最近わかったことがあって。どうして激しい喧嘩になってしまうかの理由が最近出た。  自分をわかってほしい気持ちが強い。男の人にガッ!って言ってしまうことも含めても、どうしても相手に自分を理解してほしい気持ちでいっぱい。どこまで言っても自分という人間を認めてほしい気持ちが強すぎる」

L「あぁ、核にはそれがありますよね。あと、今のこの会話で、私が30代後半になって読者の女性たちに対して反省している部分が、すごくシンクロして。私、本でも赤裸々に本音を書いているので“私もリリィさんと同じでめっちゃ男に言っちゃうんすよ!”って時々言われるんですけど、ニュンアンスが微妙に異なって伝わっている気がすることが多々あって。  あ。これも若い頃と今との変化ですね。  と言うのも、言葉を扱うことに慣れているから、私もPUSHIMさんも。プロが言葉で恋愛相手をズタズタしにようと思ったら、きっとどこまでも殺せてしまう。大失敗したことが何度もあるから、だからこそ相手に投げる言葉には気をつけようってすごく思っていて」

P「わかりますし、それでもやはり抑えられなかった大失敗は私にもあって。傷つけられた仕返しじゃないですけど、言葉の刃で相手を傷つけようって思った時に、あ、これをもし相手に言ったら関係が終わってしまうんやろなってのが冷静に頭をよぎったよね。でも、その時、チャレンジ精神が出てしまって」

L「ッ!!!!」

P「その言葉を投げた時、もう目に見えるように人の気持ちがスーッと自分から離れたのが見えてしまって」

L「う、うわぁ、、、、、。でも、それ、なんていうのかな、ちょっと自分の人生を客観的にみながら色んなことにトライしすぎですよね(笑)」

P「や、ほんまに(笑)ここで出してみた、チャレンジしてみたっていう、もう全くうまくないんやけど。あの時はとてもわかりやすく、その人がスーッとちっちゃくなったのね」

L「その言葉がすごく気になるけれど‥‥‥」

P「ま、あれですよ、自分の方が上や! みたいなこと。でもそれは男の人には絶対に禁句やと思うのね」

L「あぁ‥‥‥。ただ同時に、そこにはとても強い後悔があるじゃない? 愛している人に自分を理解してほしいからこそ投げてしまった言葉で、相手が自分から離れていく。そんな皮肉ってないじゃないですか? その後悔を持って、PUSHIMさんは曲にする。結果としては、自分の人生にも表現にも残った相手。いったいいくつ、そんな特別な出会いはあるだろう?って」

P「あぁ、そうですね。ウワァ、という後悔が人生から消せない中で、“COME BACK”の中に残しましたよねーーーー」

「————激しくなるリズム 詰まる君の言い分 ぶつけ過ぎた自分
ごめんさえも言えず
欲しい言葉はひとつ 押し殺してるきつく My opinion」

L「涙でそうになります、この歌詞。わかり過ぎて。でも、人生のみならず自分の作品の中にも残るって、それはもう本当に爪痕を残してくれた相手ですよね。もちろん全てを描くわけじゃないけれど、音楽も小説も。あぁ、言葉と人生。強くならなきゃって、私いつも思う」

P「思う? まだ思う?」

L「はい。思わないですか? 」

P「思う。思うけど、ちょっと私、どこがゴールなのかわからんなる(笑) あ。ただ一つ、とても欲しいと思う強さがあって」

L「とても聞きたいです! 」

P「ジャマイカって、本当に、朝起きて歯を磨いてという日常の中に音楽がある。例えば私のセッションがあったら、ミュージシャンがやってきます。彼は私に日銭をもらって、次のセッションへと向かう。そこでまた歌う。音楽が生活の中にある。常に音楽に対して緊張してきた私からしたら、うわぁなんて素敵なんだろう、これが私もほしいなって。この強さが私も欲しいなって」

L「わ。オーガニックな強さですね」

P「そう、自分にない強さがそのナチュラルさの中にすごくあって」

L「ナチュラルでいられる強さ。わぁ、そこですね。気負わないって、強くなきゃできない!」

P「それ、なんですよ。もう、それを私はずっと追いかけていて。それこそが、レゲエに魅せられ続けている理由でもあるんですよね。ジャマイカに通うことで今の自分があるし。彼らのナチュラルボーンのリズム感も、ずっと憧れて見てきていて。  だからこそ生の音を追求して今までやってきて、そして今20周年にきて。彼らの身体能力にも憧れる中で、自分で編み出した結果もあって。要は、こうやったら気持ちよくなるねんなってポイントが掴めてきたんですね。生音だけでなく打ち込み音も含めて、グルーヴって言うんでしょうね。それが気持ちいいからレゲエがやっぱり好きで。それをこのアルバムに込めた! と言うのはあるんやと思います」

L「レゲエとPUSHIMさんの出会い。オーガニックなリズムとフロー。そしてグルーヴ感。それを、女たちの普遍的な感情を綴る日本語歌詞の世界と融合させたのがPUSHIM。そのフュージョンが最高に気持ちいいんです」

P「そこをずっとやってきたし、ずっと追求していきたいって気持ちはすごくあるなぁ」

L「神と言葉の間にある領域を音楽は埋めると思っています」

P「うんうん。音楽やから、その中にもまたいろんなスペースがある。言葉やったら行間があるように。それをつかんでいくと、音楽ってどんどん深いなって思いますね」

L「気持ちがいいって、私が音楽に求める最たるもの。シラフじゃ生きれない。正面から向き合ったら、心が壊れちゃうかもって思うことが多いので、音楽で少し酔うことで毎日リアルに救われています。無音では一文字も書いたことがなくて。起きている時間の8割は音楽を聴いていて。人生のBGMとして音楽は毎秒必要って思うくらいで。つまりほぼシラフじゃないですね(笑)。  あと私、仕事に人生を邪魔させたくないって気持ちが強いです。生きるのが私の本業で、執筆はあくまで副業。それは絶対なんです私の中で」

P「それって、リアル。自分がいて、その中で起こったことを表現するという順番ということだから、それが一番リアルな表現方法で。私自身も、感情が動くに勝ることはないというか。例えばたった3ヶ月の恋だったとしても、これだけでご飯こんなに食べられるってくらい曲がたくさんできる。だからドキドキはしたい。歌には必ず反映される」

L「はい。すっごく深くまで恋に落ちて、締め切り全部シカトして、その人とどっぷり恋に落ちたままリリィなんかどこにもいなくなって、はいサヨナラーっていうのが実は私の一番の妄想なの(笑)。それなのに、いつも終わるのはなぜか恋の方で、その感情と経験を生かして文章を書いて、締め切り守って“はい、また新刊でまーす”みたいになり続けている。なんか、おかしいなって(笑)。まぁ、もちろん経済的自立は死守したいし、作家になることは夢でしたし、今の状況にもちろん感謝していますし、いいっちゃいいんですけどね(笑)」

P「自分を認めてほしいというところが、強いのかも、お互い。やっぱりただじゃ転ばないというか、傷すらも作品に反映させたいと思いますもんね」

L「はい。そして今、思ったんですけど、これまた鶏と卵になっちゃいますけど、あなたのことを書きたい、あなたへの気持ちを細かく描写したい、とまで思ったらその恋は本物かもです」

P「うんうん。あと、こうやって話していると、PUSHIM恋愛経験豊富なんやろうなっていつも思われがちなんですけど、数自体は少ないんですよ(笑)一個一個に対する感受性がとても強いだけで」

L「でも私はそれが、本物だと思います。ピュアさというか。特別だから大切にするってすごくわかります。あとPUSHIMさんは、音楽から受ける印象よりも実際こうしてお話しすると、とても謙虚で、シャイとはまた違うけれど“強い”よりも“可愛い”という印象もあって」

P「たぶん、自意識がすごく高いから、人はそこまで気にしていないってところまで考えて緊張しちゃうんですよね。自分に負けない自信! はあるのに、それを100パーセントはまだ表現できていないってのがずっとあって、今に至るんです。  ライブでも、気持ちよく歌えた! っていうのが100点なのかもしれないけど、それでも次のライブでは今までの実績がマッサラになって0から緊張するし。でも今思うのは、スタンプから抜けてきているところが5年前で、今も訓練をしている最中」

L「もう、そこはアスリートみたいです」

P「フィギアスケートを見ていると、同じような気持ちになるんです。練習を積み重ねてもまだ失敗することがある。その時に完璧に飛べる人って、その瞬間のメンタルが自信に満ち溢れた結果やと思っていて。これはいける! っていう100パーセントの自分が降りてくるんやと思うんです」

L「極端に言ってしまえば、不安を持った天才よりも、今日はいける!って100パーセントで思える凡人がその瞬間は勝つというか?」

P「そう。技術はもちろんやけど、メンタルトレーニングの部分やなぁと思います。そういう意味では、憧れと夢だけで歌をうたっていた頃が、一番うまかったんやないかって思うし。頭で色々と考えすぎるのが、邪魔してたりするんやろうなって。アルバムのラストに収録した“In my village”はまさに、ステージに立つ前のそんな自分の気持ちをうたっていて。素直にやることを今ここに誓いますという歌なんです」

L「誓う、というレベルまで強く思うって凄まじいです。歌うたいって、専門職ですよね。“自分のイヤフォンの中に住んでいる”という愛を込めた意味でもミュージシャンという存在は日常の中にいて、歌が上手いことに対してもこちらが当たり前だと思いすぎて、改めてその中にある葛藤をきくと鳥肌がたちます。それを、20年、って。今改めて、本当に凄いなって」

P「もしかしたら、そういう仕事の裏側って、出さない方が良いのかもしれないけれど。それでもわかって欲しいのは、“PUSHIM今でも緊張するん? 嘘やん(笑)”って思われるけど、本当なんですってことをもうさらけ出してもいいんじゃないかって。自分の職業に置き換えて聞いてくれたら、私的には救われるんやけど」

L「プレッシャーへの緊張は、もちろん他の職業にも置き換えられますもんね。あとは逆に、失敗した記憶を引きずってしまうことで失敗し続けてしまうパターンもあると思うんですけど、そんな負のルームからはどう抜けますか? 」

P「これはもう、ゲーム感覚で自分を楽しませるコツを持たないとって思います。何でもかんでも、勝ち負けをつける体質やから。あえてゲームと思って、とにかく苦しい中にも“楽しみ”を見つけたらいい」

L「真剣になりすぎて失敗する時は、わざとライトなゲーム感覚へと自分を持っていく。いいですね! 」

P「そう。“あ、勝った。この曲に私勝った! ”って(笑) 曲のフィクション設定も楽しむための条件の一つだったりしますし。自分を楽しませることで気分をアゲていく、というか」

L「あぁ。仕事も人生も、通じるものってありますね。核には全て同じ自分がいるわけですし」

P「あと私は、国籍含めて一体自分は“ナニジン”なんやろう? (日本で生まれ育った韓国籍)って考えながら幼少期を過ごしていたから。どうしても自我が強くなっちゃうし、自分自身がアイデンティティを探しているから、誰かに認めてもらいたいって気持ちは必然的に強くなりますよね」

L「なるほど。幼少期の葛藤と現在の自分は、やはり太く繋がりますよね」

P「あとは今、女としても人間としても一番率直に思っている一言は、“老けたくない、まだ”」

L「PUSHIMさんにとっての“老ける”って、どんなことですか? 」

P「落ち着きたくない。いろんな意味で。もちろんいろんな経験を通して、自分さえ全うに頑張っていれば、神様が見てくれているから私なら解決できるって、わかる。変化の流れがわかっている大人である上で、でもまだ人生をわかったようには振る舞いたくないって思っているというか」

L「人生って、あ、なんか流れが分かったかもって思った次の瞬間に、また指の先からすり抜けていく。そんな感覚が今までに何度かあって。“あ、全然わからない。人生先輩、すみません、わかったつもりになっていましたけど、人生が投げてくる変化球、半端ないです、想像すらしてなかったです、また0から勉強させてもらいます”っていう(笑)」

P「そう(笑)。本当にそうで。素直な自分でいておこう。ファンの方がそこが好きって言ってくれるからこそ、素直でいることができて。結果的にそこに助けられて長く続く。そこは似ているかも。人生も仕事のキャリアも。自信があるかといえば、まだまだですが」

L「20年間、PUSHIMを続けてきたというところは、一つの事実ですよね」

P「うん、そうですね。そこは認めましょうかね(笑)」

L「その謙虚さを含めて、どこまでもストイックなリアリストなんでしょうね」

P「自分の音楽そのものを純粋に褒めて欲しいから、ここから先は余計に、やった年月で評価されてのぼせあがるような裸の王様にだけはなりたくないですね。そしてこれまでも、私は周りに恵まれて本当にラッキーやった。自分は幸運の持ち主。そう思っていますね」

「————乾く大地を踏んで、風を味方につけて、  吠えるライオンに見せて 強くなりたいと願い
 今日の君の前に立ち 素直であることを誓い
       音鳴らし踊ろうか In my village.」

  

語り合いたいトピックがグラデーションを描くように溢れ出た今回の対談を経て、アルバムを改めて通して聴いた。最後の曲のここの歌詞で、涙がでた。

 そして、そんなふうに緩む涙腺すら、心地が良かった。
 体感として、彼女の音楽の中は、とてもきもちがいい。

    私たちが今いるのはきっと、未熟が成熟してゆく過程。子供と大人のあいだ。言葉では表現しにくいそんな独特の空気感が、彼女の音楽の中でどこまでも美しくただよっている。
 対極の存在に両側から押されている「狭間」というよりも、ここは心地よい「スキマ」なのかもしれない。ナチュラルに自分自身でいることができるオーガニックな領域、という意味も含めて。
 彼女のグルーヴに浸りながら、最初は「狭間」と書いていたタイトルを「スキマ」へと最後に直して、ペンを置こう。
 「immature」。ここは、成熟と未熟のスキマを歌う音の中。両極のあいだをユラユラと彷徨うことさえ、ダンスのようで気持ちがいい、今のPUSHIMの音楽世界。

<完>

2019.3.20 (Wed)
new album「immature」サブスクリプション音楽配信サービス 各配信スタート! new!

2019.3.20 (Wed)

new album「immature」サブスクリプション音楽配信サービス 各配信スタート!

2019.3.13 (Wed)
PUSHIM「In my village」MVフル.ver 公開!!

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2019.3.8 (Fri)
PUSHIM「DiDistance」MVフル.ver 公開!!

2019.3.8 (Fri)

PUSHIM「DiDistance」MVフル.ver 公開!!

2019.3.8 (Fri)
PUSHIM「immature」[初回限定盤DVD] ダイジェスト映像 公開!!

2019.3.8 (Fri)

PUSHIM「immature」[初回限定盤DVD] ダイジェスト映像 公開!!

2019.3.8 (Fri)
20周年を記念しての10枚目のオリジナルアルバム「immature」から
新曲「In my village」の先行配信がスタート!

2019.3.8 (Fri)

20周年を記念しての10枚目のオリジナルアルバム「immature」から新曲「In my village」の先行配信スタート!

3/8(金)~「In my village」先行DL配信中!

※他主要サイトで配信中

2019.3.1 (Fri)
20周年を記念しての10枚目のオリジナルアルバム「immature」から
新曲「DiDistance」の先行配信がスタート!

2019.3.1 (Fri)

20周年を記念しての10枚目のオリジナルアルバム「immature」から新曲「DiDistance」の先行配信がスタート!

縮まりそうで縮まらない男女の切ない距離を表現したラブソング!
是非チェックしてください!

3/1(金)〜「DiDistance」先行DL配信中

※他主要サイトで配信中

2019.3.1 (Fri)
PUSHIM デビュー20周年アルバム『immature』店舗別オリジナル特典が決定!

2019.3.1 (Fri)

PUSHIM デビュー20周年アルバム『immature』店舗別オリジナル特典が決定!

下記対象店舗にてPUSHIM デビュー20周年アルバム『immature』をご購入いただいた方に先着で下記店舗にてオリジナル特典を差し上げます。


[対象商品]

2019年3月13日(水)発売「PUSHIM/immature」
初回限定盤CD+DVD:TKCA-74778 ¥3,472+税
通常盤CD Only:TKCA-74779 ¥2,963+税


[特典/対象店]

news-tokuten-01

★全国タワーレコードチェーンオリジナル特典★
 (店頭及びオンラインショップ)
 PUSHIMデザインオリジナルステッカー(幅76mm/高58mm)


news-tokuten-02

★Amazonオリジナル特典★
 PUSHIMデザインオリジナルステッカー(幅76mm/高58mm)


news-tokuten-03

★HMVオリジナル特典★
 (店頭及びオンラインショップ)
 PUSHIMオリジナルステッカー(幅58mm/高76mm)

※ご予約・ご購入先着にて特典をお渡し致します。特典は数に限りがございます。また店舗によって特典の取り扱いのない場合もございます。ご予約/ご購入の際は必ず店舗に特典残数をご確認頂きますようお願い致します。

※特典は無くなり次第終了となります。

※また各ライブ会場での予約または購入特典に関しても上記特典は対象外となります。

2019.3.1 (Fri)
PUSHIMアルバムロングインタビュー 公開

2019.2.15 (Fri)

PUSHIMアルバムロングインタビュー

——1999年6月15日に5曲入りEP「Brand New Day」でデビューして20年が経ちました。振り返ると、どんな年月でしたか?

PUSHIM:あっという間でしたね。音楽的にもいろいろ勉強できたし、ひとりの人間としての人生修行も、音楽を通してこの20年でやってきたなって思います。

——デビュー日のことは覚えていますか?

PUSHIM:覚えてないんですよね。ただ、「Brand New Day」は、いきなりニューヨークレコーディングで初めてのことだったから、それはすごく覚えてます。元々あんまり過去のことを覚えてない人なんですよ(笑)。振り返ると、今でも「あーっ!!」って言いたくなるような失敗とか、あのときは本当にナメてたなとか、後悔や反省が先立っちゃうから振り返りたくなくて。それを払拭するために、上書きするために、前に前に進んできたっていう感じですね。

——ニューアルバム『immature』は、上質でありながらフレッシュな魅力も備えた過去最高傑作だと思います。前作『F』から3年ぶりとなりますが、アルバム制作にあたって、どんなことを考えていましたか?

PUSHIM:『F』は、その前の『It’s A DRAMA』のときにあった母性がまだ残る中で作っていたから若干ゆったりしたアルバムで、そのあとに出した『THE ノスタルジックス』も昭和の懐かしい曲を中心にしたカバーアルバムだったから、大人っぽい流れになっていて。そういう懐かしい曲も好きだけど、最新の音楽もずっと好きでいるから、次は今の音も含めたフロア向けのアルバムをつくりたいなと思っていたんです。

——フロア向けと言っても、いろいろな方向性がありますが。

PUSHIM:フロアと言っても、レゲエのダンスホールだけじゃなくていいんです。ラウンジでもいいし、ハウスがかかるようなクラブでもいい。あと、今回は生音と打ち込みが半々くらいなので、今までのアルバムよりは打ち込みが増えました。それは敢えて、そうしたんです。

——ガンガンゴリゴリのアッパーなダンスホールレゲエが並ぶのではなく、揺れる/揺らぐといった感じの軽やかな仕上がりになっていますよね。

PUSHIM:求めたのはグルーヴ。グルーヴィーっていうこと。ジャンプして騒ぐという感じじゃなく、こういう音楽を聴いたことがない人でも自然と乗れるっていう曲を作りたかったんです。自然と体を揺らせられる、みたいな。

——アルバムが完成したことを教えてくださったとき、「今回はカジュアルですよ」と話してくれましたよね。そのカジュアルとは、どんな意味合いだったんですか?

PUSHIM:今回は“THE メッセージソング”みたいなのが少ないんです。メッセージは歌詞の中に多少ちりばめている程度。メッセージソングを無理やり作るのは偽善者っぽいし、今回はそういう曲を作ろうというモードではなかったんですよ。あと、20年もやってきたから、もう何周目かに入っていて「この歌はそんなに意味がなくていいんじゃないの?」とか「これは意味がないから面白いんじゃないの?」っていうところも表現したかった。なので、今回はカジュアルなんです。それこそ10年以上前に戻ったような気持ち。歌い方は変わっているけれども、それに近い雰囲気のアルバムになったと思ってるんです。

——自然と体が揺れるような聴き心地の良さ、という意味でもカジュアル?

PUSHIM:そうです。今回のアルバムでは、20年間で勉強できたことの集大成をやろうと思ったんです。生音、レゲエじゃないもの、打ち込み……いろいろなものをやってきましたけど、それをギュッとパッケージしようという思いもありました。

——今回のアルバム制作で、特に印象深い出来事は?

PUSHIM:デビュー前から一緒にやってきたディレクターと離れたことですね。彼は、素晴らしいミュージシャンを集めて、私にクオリティーの高い音楽を作ってもらいたいと考えていた人でした。音楽性を下支えしてくれていたし、彼に与えられたものの中で私も試行錯誤しながら良い音楽をつくっていく。そういう関係性だったんです。

——その手が離れたことで、トラックメイカーの人選や発注、楽曲の方向性などをすべて自分発信でしていくことになった。

PUSHIM:そう。本当にゼロから曲作りを始めたのは今回のアルバムが初めて。だから、独り立ち感がありますね。

——そのぶんPUSHIM色が混じりっけなしに出てるわけですよね。

PUSHIM:彼がいなくなったことで失ったモノがあるかもしれないし、逆に得たもの、新しさも出てると思います。私も彼も、そして彼が集めてくるミュージシャンも、みんな年を取っていく中で、作る音楽がどんどん大人になってきたんですよね。「この曲があるからちょっとアホっぽい曲は作られへんな」「このアルバムには合わへんな」っていうことで遠慮してた部分も過去にありましたし。今回はそういうところは全部無視したんで、そういう意味でもカジュアルなんです。新しいセンスを入れたっていう意味でもカジュアルっていう。

——アルバムタイトルの『immature』にはどんな思いを込めたんですか?

PUSHIM:今回はデビュー20周年・10枚目のアルバムということで、作る前からハードルが高かったんです。期待大のアルバムだぞ、みたいな(笑)。だからこそ、後悔しないよう作りたいなと思って制作している中で、改めて20年でしょ、10枚目でしょって考えたときに、「いやいや、まだまだ未熟だし、やりたいことがいっぱいあるし、それがまだできてないな」って思ったんです。率直な気持ちがそれだった。だから、不完全とか未熟っていう意味でimmatureっていうタイトルにしたんです。

——なるほど。

PUSHIM:でも、この単語って「I’m mature」とも読めるスペルなんですよ。matureは成熟っていう意味だから裏腹なところも面白いなって。

——気分はimmatureでも、実際のサウンドクオリティーはmatureですからね。上質なダンスミュージックが今回のアルバムには詰まってる。

PUSHIM:そうなんです。たとえばボブ・マーリーにしてもマイケル・ジャクソンにしてもクイーンにしても、昔の音源が未だに格好良く聴ける。そういうものをずっと追い求めて今もやってるんですよ。質感の違いや音色の流行り廃りはあるけど、いつまでも聴けるものっていうのをずっと目標にして作ってる。今回もそういう成熟したものを作ろうという意識はあったんです。

——今回のアルバムをどのような音楽ファンに届けたいですか?

PUSHIM:今までずっとファンでいてくれた人はもちろん、初めて私のことを知る若い世代にも聴いて欲しいですね。10代とか20代の人に、こういうレゲエがあることを知って欲しい。今、世界的にラテンとかレゲトンとかトロピカルハウスとか、レゲエのエッセンスを採り入れた音楽が流行っている中で、どういうリズムで音楽に乗ったらいいかっていうファッション定義をしたいんですよね。

——今回のアルバムにはトラディショナルなレゲエと並んで、イマドキのレゲエミュージックも入っていますからね。

PUSHIM:そう。今の10代、20代は今の音楽を聴いてると思うから、むしろ、今回のアルバムは聴きやすいんじゃないかと思うんです。レゲエと聞くと“古臭い”とか“いなたい”って思ってる人もいるかもしれないけど、それだけじゃないレゲエもあるんですよと。正直、「PUSHIMっておばちゃんやろ?」みたいなところもあると思うんです(笑)。でも、そこで頭でっかちになって、「おばちゃんの曲は聞かれへん」って言うのはやめて、って言いたい。

——恋のもどかしさを歌う胸キュンソングも入ってますしね。

PUSHIM:そう。まだ心は20代って思ってますから(笑)。アンタには負けへんでって(笑)。

——4月から本作を携えた20周年記念ツアーが始まります。今回のライブはどのような内容になりそうですか?

PUSHIM:これまでの20年間に出してきた中から、恐らくみんなが聞きたいであろう曲と今回のアルバムを混ぜたものになると思います。あと、去年はバンドでツアーを回ってないんです。今回は全公演、HOME GROWNと回るんで、それも楽しみ。今回のアルバムを聞いて、私を初めて見るというような若い人にも来てもらえたら嬉しいですね。

——ライブに取り組む姿勢はどのように変わってきましたか?

PUSHIM:昔は体力と勢い任せでやってましたけど、今はもう本当、一生懸命。とにかく一生懸命です。ライブを一番にしているから。

——ステージに立つときに心掛けていることは?

PUSHIM:自分を信じるということ。ステージ上で自分を疑わない。そのことを心掛けてます。

——ステージに立ったらドンと構える。

PUSHIM:でも、それがすっごく難しいんですよ。私には強い女っていうイメージがあるかもしれないけど、すごく恐がりだし。だから、自信を持ってできるだけの歌の練習をして、バンドとのリハーサルを重ねて、本番に臨むんです。

——練習あっての本番ということですね。

PUSHIM:私、フィギュアスケートとライブって似てると思ってるんです。メッチャ練習してるのに、みんな氷の上でコケたりするじゃないですか。それくらい難しいものをやってるわけですよね。そこで「飛べる!」って思うかどうかで結果が変わると思うんです。そのとき大事になってくるのは、練習を重ねたという自信と、「絶対できる!」っていう自分を信じる気持ちだと思うんです。フィギュアスケートの中継を見てると選手のメンタルがすごく見え隠れするから、ライブと重なるところがあってすごいドキドキするんです。

——アスリートの気持ちがオーバーラップすると。

PUSHIM:完璧を求めるからこそ毎日練習するわけじゃないですか。でも100点が出ない。ライブもそうなんですよ。20年間、100点が全然出ない。

——でも、今回のツアーも100点を求め、練習を重ねて自信を高めていく。

PUSHIM:そうです。自分のことを信じてステージに立つ。それで自分自身がライブを楽しめたら、絶対お客さんにも楽しさが伝わると思うから。毎回、羽生くんみたいに自己最高点が更新できるようなツアーにしたいと思ってます。

インタビュー・文/猪又 孝

2019.3.1 (Fri)
PUSHIMアルバム楽曲ライナーノーツ 公開

2019.2.15 (Fri)

PUSHIMアルバム楽曲ライナーノーツ

1. immature

2. DiDistance

「immature」は、続く「DiDistance」の前奏も兼ねたアルバムのイントロです。
「DiDistance」はアルバムが8割くらいできたところでアルバムに足りないものを考えて、私の過去の曲でいえば「I Wanna Know You」のようなレゲエの定番ビートに少しラテンやアフロのテイストを加えたものをやりたかったんです。歌詞はデビュー以来、自分で書いてきましたが、刺激が欲しかったのと自分にないフロウを輸血したくて、初めての試みとして他人と共作してみようと。そこでRUDEBWOY FACEに、女性目線でキュンとするラブソングを作って欲しいとお願いしました。テーマは好きな人との距離が縮まりそうで縮まらないもどかしさ。RUDEBWOY FACEのロマンチストな面が出た素晴らしい歌詞に感謝です。

3. ナナメにキメるSTYLE

アルバムの中で最初にできた曲。シミやん(SHIMI from BUZZER BEATS)に手持ちのトラックを聴かせてもらって、聞いた瞬間から「これ、作る!」ってメロディーをバーッと吹き込んでいきました。歌詞には、右へ倣えの真似っ子じゃ面白くないっていう思いを込めました。ナナメから物事を見ると新しいモノを発見できるし、自分の感性が周りとズレていたとしても、そんな自分を可愛がって欲しい。それが自分のスタイルだと自信を持って生きてる人は素晴らしいと思うんです。

4. ALFEE

ジャマイカに単独で行って制作してきたメロウなアコースティックソウル。バックは全員ジャマイカ人のミュージシャン。プロデュースしてくれたMitchum “Khan” Chinは、これまでに「Mr. Teaser」や「Tokyo City feat. MC 漢」などを一緒につくってきたギタリストです。リリックに書いた季節は、初夏とか新緑の頃。この曲を聞くとあの頃を思い出す、そんな様子をテーマにしました。それが去年の夏の恋なのか、十数年前の青春の1ページなのかは聞く人にお任せ。ただ、苦い思い出も今では笑って話せるっていう感じにしたかったんです。

5. 世界の何処かで

ゆっくりほっこり聴けるミディアムレゲエチューンを作りたいと思って、HOME GROWNと一緒にスタジオに入ってセッションして作りました。テーマは自分を信じる、自分を持つっていうこと。世界情勢も変わるし、異常気象とか自然も様変わりしてる。めまぐるしく変化する時代の中でいつまで生き延びられるのか。その中で何ができるかというと自分を信じるしかない。果たして、今の子供は将来、安心して住める世界で生きているのか。本当に一番安心できる居場所なんてもしかしたらないかもしれない。そんな投げかけも込めて、世界の何処かでサバイバーとして会いましょうというメッセージなんです。人間は過去の戦争や自然災害をずっと耐えて乗り越えてきた。今もずっと耐えてる。それをはっきり言いたかった。

6. on 7th street

MIGHTY CROWNのSAMI-Tとの共同プロデュース。SAMI-Tとは長い付き合いですが、曲を作るのは初めて。彼が持ってたオケを使わせてもらって、全員ジャマイカのミュージシャンによる演奏です。エンジニアはSAMI-Tの勧めで、MIGHTY CROWNのほか、先日グラミー賞で最優秀R&Bアルバムを獲ったH.E.R.のアルバムを手掛けたNY在住の日本人Mikiくんにお願いしました。返ってきた音がドープですごく気に入ってます。歌詞は、自分が街を歩いていたら彼氏が自分の女友達と手を繋いで歩いてたっていう話。“さあ、どうしよう!?”っていう歌です(笑)。

7. Girls Anthem

トラックを作ってもらったGACHAはジャマイカ在住の日本人トラックメイカー。BAD GYAL MARIE、Challiとの3人でMEDZ MUSICというプロデュースチームを組んでいて、彼がちょうど帰国したときにスタジオに入って「DiDistance」と「Girls Anthem」のオケを作ったんです。浮遊感があって、ふんわりした感じのサウンドだけど、歌詞は女の子に向けた応援歌。自信を持ってきらきら輝いてる女の子の歌だし、そうじゃない女の子には“自信を持って”って後押ししたかった。可愛さとか愛らしさとか女の武器を全面に出していこうよっていう感じのガールズアンセムだから、若い女性にも聴いて欲しいです。

8. COME BACK

POPSっぽい感じがあってアルバムの中では異色曲だと思います。全体的に私がつくる曲は濃いめだから、こういう存在の曲もあっていいのかなと思ったんです。トラックを聞いたときに浮かんだメロディーもイヤーキャッチだったし、特に私を初めて聞く人には入りやすいかなと。テーマは彼氏とのケンカです。勢いで「もう別れる!」って言ったあとの後悔と葛藤を叫びました。今、こういう状況になってる子には“聴く”というより“効く”歌だと思います。

9. Neighbors

20周年ということもあって仲間をテーマにしました。レゲエに関わらずヒップホップとかR&Bとか、大きな意味でクラブミュージックを共にやってきた人たちをビガップする歌を作ろうと思ったんです。Neighborsというタイトルにしたのは、近所の悪ガキ共みたいな感じを出したかったのと、音楽をやってない仲間たち、本当の幼馴染みにも「これまでありがとう」を伝えたかったんです。トラックを作ってくれたStarBwoyWorksは、東京のBIG BLAZE WILDERSというサウンドに所属するDiamond NutzとSqueezeによるプロデュースユニット。Squeezeとはもう10年来の付き合いで、彼にこのトラックを聴かせてもらったとき、すぐにメロディーが浮かんで来たんです。

10. THE FREEDOM ROCK

MEDZのChalliくんにトラックを聴かせてもらったときに、レゲエロックみたいな感じで迫力があったし、情熱的でイヤーキャッチだから、「絶対、次の配信曲にしよう」と直感した曲。歌詞のメッセージは「自分でやらんとしゃあないよ」っていうこと。この曲を作っていた頃は北朝鮮のミサイル問題があったりして、待ってるだけじゃ何もできへんから自分から前に進んで幸せを掴みにいこうと。2番の歌詞に出てくる「Party」というのはガバメントのこと。今の政権に文句がないかと言ったらそうじゃない。これは私流のレベルミュージックです。

11. AFROMATIC

20周年にあたって、Nodatinと森俊也さんという、今までに私のさまざまな歌をプロデュースしてもらったお二方には絶対参加してもらいたかったんです。
目論見としてはハウスのクラブとかお洒落なラウンジとか、そういうフロアでかかる曲になればいいなと。今、アフロビートが流行ってるから、そういう曲を自分なりに作って世界の人にも聴いてもらいたいから英語詞にしました。間奏に入ってるのはソヘグンという韓国の民族楽器。韓国にパンソリっていう民謡があるんですけど、小さい頃、おばあちゃんに子守歌代わりに聴かされていて、その独特な音階を出せるソヘグンの音をいつか絶対曲に入れたいと思ってたんです。レゲエやヒップホップのルーツであるアフロミュージックと、自分のルーツである韓国の民族楽器をミクスチャーした曲になりました。

12. In my village

私に求められているスケールの大きな歌をこの曲で表現しました。これはメロディーと歌詞がぶわーっと先にできあがって、それをHOME GROWNに伝えて演奏をつけてもらったんです。テーマは自分の生き様というか、歌うことへの思い。みんなにビックリされるんですけど、私は緊張しぃだし、ビビリなんで、こういう気持ちでみんなの前で歌ってるっていうことを素直に伝えたかったんです。ステージに立っているときにお客さんからパワーをもらうと、それを還元しようと見えない力が働くし、そうやって循環してるパワーを言葉で表現したかった。歌うことを題材にした、とてもパーソナルな歌だけど、真摯な気持ちで何かに取り組むという姿勢はどんな仕事/職種の方にも通じるんじゃないかと思ってます。

インタビュー・文/猪又 孝

2019.3.1 (Fri)
PUSHIM「DiDistance」MVショートver 公開!!

2019.3.1 (Fri)

PUSHIM「DiDistance」MVショートver 公開!!

2019.2.15 (Fri)
PUSHIM new album 「immature」Reception Party開催決定!!

2019.2.15 (Fri)

PUSHIM new album 「immature」Reception Party開催決定!!

メジャーデビュー20周年、そして3/13日にアルバム「immature」のリリースを控えたPUSHIMによるReception Party開催決定!!

日頃より親交のあるアーティストのDJプレイ中にアルバム「immature」をMIXするスペシャルイベント!!

9312898956392

PUSHIM 「immature」Reception Party at hotel koe tokyo

2019.3.7(thu)

MUSIC : AFRA, SAMI-T from MIGHTYCROWN, DJ SARASA, MURO

TIME : 19:00-23:00

DOOR : Entrance FREE

2019.2.15 (Fri)
PUSHIM 20th Anniversary Special Teaser Movie 公開!!

2019.2.15 (Fri)

PUSHIM 20th Anniversary Special Teaser Movie 公開!!

album

album

アルバムジャケット

初回限定盤[CD+DVD]
TKCA-74778 ¥3,750(tax in)

通常盤[CD]
TKCA-74779 ¥3,200(tax in)

収録曲

01

immature

02

DiDistance

03

ナナメにキメるSTYLE

04

ALFEE

05

世界の何処かで

06

on 7th street

07

Girls Anthem

08

COME BACK

09

Neighbors

10

THE FREEDOM ROCK

11

AFROMATIC

12

In my village

初回限定盤DVD

PUSHIM
Special Studio Live Session with HOME GROWN

01

Opening with HOME GROWN

02

FOREVER

03

Light Up Your Fire

04

夕陽

05

Do the Reggae

06

ララバイ

アルバム全曲ダウンロード配信中!

present_ttl



商品に封入されている応募ハガキで応募すると、抽選で以下のプレゼントを差し上げます。

プレゼント内容

◆P賞:
PUSHIM 2019年ツアーのバックステージに抽選でご招待

(各会場5~10名様 合計35名様 各会場の当選者数は会場名左に明記)

[実施日程・会場]
※応募時にご希望の日程・会場を1つお選び頂けます。

2019/5/18(土) 
北海道:Zepp Sapporo(5名)

2019/5/24(金) 
大阪府:Zepp Namba(10名)

2019/5/31(金) 
愛知県:Zepp Nagoya(5名)

2019/6/7(金) 
福岡県:Zepp Fukuoka(5名)

2019/6/21(金) 
東京都:Zepp DiverCity TOKYO(10名)

※バックステージへのご招待についてはツアーチケットをお持ちの方が対象となります。 応募の際、バックステージをご希望されてもチケットをお持ちでない方が当選された場合は 無効となります。予めご了承下さい。

◆A賞:
スペシャルダブプレート 1名様

(PUSHIMがあなた(当選者)のお名前を入れて唄った世界に1つだけの音源をプレゼント)

◆B賞:
PUSHIMスペシャルオリジナルグッズ 30名様
◆C賞:
PUSHIMサイン入りB2ポスター 100名様

<対象商品>

3/13(水)発売 
PUSHIM 10thアルバム「immature」
初回限定盤 CD+DVD TKCA-74778 
¥3,750(tax in)
通常盤CD TKCA-74779 
¥3,250(tax in)

tour_ttl



PUSHIM 20th ANNIVERSARY LIVE TOUR “immature”

2/1日18時よりPUSHIMオフィシャルファンサイトにて先行受付スタート!
一般チケットとは別に20周年にちなんだ数量限定特別グッズ付きチケット¥20,000(税込)も販売!!

2019年
4/13(土) 埼玉
HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3
[問合せ]
HOT STUFF PROMOTION
03-5720-9999(平日12:00~18:00)

4/20(土) 金沢
Eight Hall
[問合せ]
サウンドソニック
076-291-7800

4/16(金) 広島
HIROSHIMA CLUB QUATTRO
[問合せ]
HIROSHIMA CLUB QUATTRO
082-542-2280

5/10(金) 仙台
Rensa
[問合せ]
ジー・アイ・ピー
022-222-9999(24時間自動音声案内)

5/18(土) 札幌
Zepp Sapporo
[問合せ]
マウントアライブ
011-623-5555(平日11:00~18:00)

5/24(金) 大阪
Zepp Namba
[問合せ]
夢番地
06-6341-3525(平日11:00~19:00)

5/31(金) 名古屋
Zepp Nagoya
[問合せ]
サンデーフォーク・プロモーション
052-320-9100(全日10:00~18:00)

6/7(金) 福岡
Zepp Fukuoka
[問合せ]
キョードー西日本
0570-09-2424(平日・土曜11:00~17:00)

6/21(金) 東京
Zepp DiverCity TOKYO
[問合せ]
HOT STUFF PROMOTION
03-5720-9999(平日12:00~18:00)

7/20(金) 沖縄
ミュージックタウン音市場
[問合せ]
PMエージェンシー
098-898-1331(月~金:10:00~18:00)

※詳細はPUSHIM オフィシャルホームページ http://www.pushim.com

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